早寝早起きにプラス~日常的にできること~

健常な子でも、親の努力なしにはできない

「早寝早起き朝ごはん」

うちは健常な子もいるので、やってしまえば何てことないというのも知ってます。

 

でも。

障害のある子にとっては些細な日常生活動作ひとつひとつが高いハードル(泣)。

 

たとえば。歯みがきしようにも口があきません。

私が両手を使ってマッサージをすれば一時的にあきますが、離せば一瞬で固く閉じてしまうのです。

触られたことによって、反射的に力が入ってしまうようで、いろんな方法で何度も口を開けさせなおします。

そして、トマトは以下の理由により、食後は親か先生の指導のもと口腔ケアが必要です。

 

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健常な子は就学するころには、食事で歯と頬の間に入った食べ物は舌で移動させて飲み込みます。

ダウン症のトマトは口の中でも特に左上が不器用で、食べ物が溜まります。

溜まった状態が長く続けば歯茎がはれ、虫歯にもなります。

 

 自分で移動させることができないので、教えて、一緒に練習して、習得させて、習慣にする必要があります。

1人でできるようになるまでは、大人によるケアが必要です。

(最近、前歯と噛み合わせをシャカシャカと音を出して磨けるようになりました。) 

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前置きが長くなりましたが、早寝早起きにプラスすることとは、

生活習慣を身につけるための日々の関わりです。

私がしているのは、

①朝か夜どちらか1回歯ブラシをもって本人にシャカシャカさせること

②私が仕上げ磨きの技術を磨くこと

(どんなときに口を長く開けたか、何をしたときに力が抜けた状態が長く続いたかを覚えておいて、それを子どもの様子を見ながら繰り出す。) 

これ、うがいと歯間ブラシも合わせると15分ぐらいかかります。

まえは、歯間ブラシなしで30分かかっていたのですが、どんどん時短になってきました。

 

こういうことを、気が付いたことで出来ることからやっていくといいかなと思っています。